- 資格
- 歯科医師
歯学博士
日本歯科大学附属病院 日本歯科大学・デュボワ臨床講師
- 略歴
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- 1992年6月~
- 日本矯正歯科学会会員
- 1993年4月
- レベルアンカレッジ
- 1993年8月
- ALEXANDER DISCIPLINE
- 1993年~1994年
- BIOPROGRESSIVE COURSE コース
- 1994年3月
- RICHARD MCLAUGHLIN
- 1994年10月
- ROTH&WILLIAMSセミナー
- 1995年~1996年
- The Foundation for Advanced Continuing Education(FACE)
- 1996年6月
- ラファエロ グリンフィールド コース
- 1996年12月
- リンガルオルソドンテック
- 1997年
- ORAL MYOFUNCTIONAL THERAPY INTERNATIONAL
(Willian E .Zickefoose)
- 1998年1月
- ジェームス マコナマラ コース
- 2006年10月
- DAMON SYSTEM COURSE
- 2006年
- PIO ぺリオコース
Emdogain Gel コース
- 2006年~
- 東京矯正歯科会員
- 2007年
- PIO エンドコース
Camlog Implant コース
- 2007年
- Clear Aligner コース
- 2008年~
- 日本歯内療法学会会員
- 2008年~2013年
- 神奈川歯科大学 歯内療法学分野 研究生
- 2024年
- 日本歯科大学附属病院 日本歯科大学・デュボワ臨床講師
医師になったきっかけは?
人の役にたちたいと思ったからです。
病気の中でも一番身近な病気は虫歯なので、患者と密に向き合える歯科医師になろうと思いました。
元々は矯正専門というわけではなく、治療の一部として行っていました。
しかし当時、矯正ができる医師がとても少なかったせいか結果的に矯正のお仕事がとても多くなりました。
そのような経緯でいつの間にか矯正の専門家になりました。
デュボワと他の歯科との違いは?
専門病院とデュボワの二足のわらじを10年くらい続けていたのですが、2つの医院を経験することで感じた一番の違いは「連携」です。
同じ病院内で行なうのと、病院間で連携するのとでは治療内容が大きく変わってきます。
デュボワはワンストップでやっているので、全体の診療方針が共有されていて、細かい部分まで考えられます。
それ故に、人と人との連携密度が高くなってきます。チーム医療としてそれぞれの専門家が経験と知識とアイデアを持ち寄り、ベストな治療を模索しているわけですから必然的に求められるクオリティも高くなります。
そこが楽しくもあり、緊張もします。
具体的に申し上げますと…
矯正といえば単に歯並びが良くなるというイメージをお持ちではありませんか?
デュボワは歯並びを良くすることだけが目的ではありません。
さらに踏み込んで、筋肉のこり・関節の痛み・笑った時の唇の上がり方なども考慮して矯正することを実践しています。そうした様々な要因を考慮するためには全体の診療方針をチームとして共有、徹底しないと実現できません。
「生まれて初めてきちんと噛めた、噛む意味が分かった」とゲストからお褒めの言葉を頂戴することがあります。デュボワが追求する矯正のクオリティを体現したお言葉だと思います。
ゲストに対して特に気をつけていることは?
なるべくコミュニケーションをとるよう心がけています。衛生士がやっていいこともなるべく自分でやるようにしています。
ゲストと接する時間の中に新たな発見がたくさんあるので、コミュニケーションを少しでも長く取りたいのです。
ちょっとした会話の中にも診療に役立つヒントが隠れていますから。
デュボワや歯科界の将来について考えていることは?
デュボワで行っている医療を国民全員に広めていきたいと考えています。
今、保険診療の実態はひとりの歯科医が40人の患者を短時間でどんどん診るというようなものです。それでは歯科医と患者が納得できる治療が難しく、クオリティが落ちるのが必然です。
そうした実態を打開するためには保険診療システムの見直しが必要です。これは国も巻き込んだ歯科界全体が取り組む課題だと認識しています。