- 資格
- 歯科医師
歯学博士
日本口腔顔面痛学会 専門医・指導医
日本補綴(咬み合わせ)歯科学会 専門医・指導医
日本歯科大学歯学部准教授
デンマーク王立オーフス大学歯学部臨床口腔生理学教室 客員講師
- 略歴
-
- 1986年 3月
- 日本歯科大学歯学部 卒業
- 1990年 3月
- 日本歯科大学大学院 修了(臨床系補綴学専攻)
- 1990年10月
- 日本歯科大学歯学部 歯科補綴学教室第2講座助手
- 2001年 1月
- 日本歯科大学歯学部 講師
附属病院総合診療科 医長
- 2002年
- 11月~2004年6月(海外留学)
デンマーク王立オーフス大学歯学部臨床口腔生理学教室 客員講師
- 2005年 4月
- 日本歯科大学歯学部 准教授
附属病院総合診療科 顎関節症診療センター センター長
現在に至る
医師になったきっかけは?
もともと祖父・父・叔父が歯科医師で、親戚の中で歯科医師が多い環境で育ちました。
高校の時に進路を考えた際、このまま歯科医師にならずに代々続いている歯科医師の家系を絶やしてしまうのは勿体無いのではないかと考え、この道を選択しました。
歯科医師については、どのような仕事かを小さい頃から見てきているので、素直にこの道を選べたと思います。
デュボワとの出会いは?
中原先生が大学の先輩にあたり、デュボワが出来る前からの知り合いでした。
大学卒業後は大学病院に勤めていたので、あまりお会いすることがありませんでしたが、講演会などを行った際に中原先生と再会しました。
その時に「時間が合えばデュボワで働かないか?」というオファーをいただいていました。
当時はタイミングが合わなかったのですが、数年後に調整が叶い働くことになりました。
デュボワと他の歯科との違いは?
他の歯科と一番違うところは、デュボワは「ゲストが主体」だということです。
ゲストが望んでいることを私達が一つ漏らさず咀嚼して、ゲストにとっての最高の医療を提供できるんですね。
大学病院では保険診療の枠組みが決められているので、新しいことに取り組むには、超えなければならないハードルがいくつもあるのです。
日本は保険至上主義とも呼べる方針なので、保険診療で患者さんが満足していただけるモデルケースとして大学は先陣を切っていかなくてはなりません。
とはいえ診療内容の自由度という面においては、制約があることは否めません。
ゲストはデュボワでも大学病院でも最高の医療を当然のこととして求めていますが、出来るかどうかという点に関してはデュボワに軍配が上がります。
設備・材料・スタッフ、すべてのクオリティにおいてデュボワは多層的に濃いからです。
ゲストに対して特に気をつけていることは?
ゲストが何を望んでいるのか、本音を引き出すことに常に気を配っています。
他人行儀ではなく、ゲストとの信頼関係をつくることを考えながら治療にあたっています。
ゲストとの信頼関係を築くことが出来て「他でうまく行かなかったことがここではスッキリうまくいった」と評価を得た時はとても嬉しいです。
デュボワや歯科界の将来について考えていることは?
デュボワは常に新しい治療法を追い求めています。
私の専門である顎関節症は非常に複雑な疾患で、これを正しく治すには常に新しい治療が求められています。デュボワはそれを開発する場を与えてくれています。
大学病院では縛りがあることでも実現させてくれて、この取り組みが近い将来、きっと歯科界のスタンダードとして浸透していくと思います。